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​とりくみ

そばの栽培【田麦野そば栽培研究会】

​●栽培

棚田の一部等でそばの生産が行われています。品種は「でわかおり」。他の品種との交配を避けるため、地域と天童高原で育てる品種を統一し栽培しています。秋には白い花を咲かせ、棚田の黄色とのコントラストが美しい風景が広がります。

そば畑
初夏のそば畑
発芽したそば
そばの種

​●毎年大盛況!『一日おそば屋さん』

市立高原の里交流施設ぽんぽこでは、毎年12月第一日曜日に1日限りのそば屋が開店します。地元産100%のそば粉を使用し、そば打ちから調理、配膳など地域一丸となってイベントを作ります。毎年おいしい新そばをお得に楽しもうと多くの方にご来場いただいています。
​開催情報はこちらをご覧ください。

農地の集団管理【田麦野集落協定】ほか

高齢化や農家の減少による農地の荒廃化が全国の中山間地域で大きな課題となっています。田麦野地区でも耕作放棄地が増加し、将来的に景観の悪化や獣害・土砂災害の増加が懸念される状況にあることから、集落協定などの団体を組織し、地域をあげて課題に取り組んでいます。

​●農地の保全

農用地や用水路、農道沿いの草刈り、水路のせき上げなどの保全管理、農業機械の共同購入、共同利用を行っています。

農道の整備

​●鳥獣害防止対策

電気牧柵の設置

近年、イノシシが田んぼに侵入し稲が倒され、においが米につくなどの被害が拡大しています。中山間直接支払交付金を活用して電牧柵の設置を行っています。

​●杭掛けの推奨

田んぼの畔に杭を打ち、稲束を組んで米を乾燥させる「杭掛け」が昔から行われていましたが、機械化の影響で作る農家が減少しています。風情ある風景や伝統を残すために、杭掛けの実施者へ補助金を交付しています。

杭掛けの推奨

​●地場産農作物の栽培

米作を行わない棚田が耕作放棄地とならないよう、一部でそばへ転作を行い、地域の特産物として一日おそば屋さんやその他イベントで提供しています。
また、独自のブランド「高原ネギ」を生産しています。田麦野では寒暖差により甘みの強いネギが出来上がります。

ネギ畑
そばの花

暮らしをまもる

​●事故や犯罪から地域を守る【田麦野保安協議会】

青パトによる巡回、交通安全運動への参加など、防犯・交通安全に取り組んでいます。特に力を入れているのは道路沿いの草刈りです。見通しの良い道路環境を保ち事故防止に努めています。

県道沿いの草刈り作業

​●住民の暮らしや健康を守る【田麦野福祉協議会】

除雪ボランティア

高齢者世帯の見守りや、公民館等と連携し、健康増進を目的とした体操教室、スリッパ卓球教室、料理教室の開催などを行っています。また、高齢者・一人暮らしの方の依頼を取りまとめ、ボランティアや自治会と協力し、雪下ろしや除雪を行うなど、安心して暮らせる地域をつくっています。

​●消防・防災で地域を守る【天童市消防団 第六分団】

地域住民や出身者により構成され、田麦野・天童市の消防・防災活動を行っています。火災の予防、消火活動、水防活動のほか、大規模災害が発生した際、地域の中にある消防機関として迅速に対応する役割を担います。

天童市消防団 第六分団

環境美化活動

​●花でいっぱいの地域を目指し【自治会】【地域づくり委員会】

毎年春に花壇の整備作業が行われています。マリーゴールドやひまわりが彩る道を気持ちよく走行してもらえるよう活動しています。

自治会花壇

​●「絆の森林」の整備【絆の森林運営委員会】

絆の森林 遊歩道整備

高原の里交流施設ぽんぽこ裏に広がる「絆の森林」には、稗畑沼(ひはたぬま)を一周する遊歩道があります。絆の森林運営委員会により、雪による倒木の除去や草刈り作業などの整備を行っています。

​●桜木消毒、空き缶拾い【青壮年会】

県道沿いや公共施設を中心に、地域内には多くの桜が植えられています。それらの消毒作業や、道路沿いの空き缶拾いなどの活動を、田麦野青壮年会で行っています。

桜木消毒

芸工大生との交流

キャンドルナイト 点灯式

平成18年に閉校となった田麦野小学校の校舎を活用し開館した高原の里交流施設ぽんぽこを拠点にアート・デザインを通して交流を図ることを目指し、東北芸術工科大学の課外活動「みつけたむぎの」がスタートしました。地域では平成21年以降、継続的に学生の受け入れ、活動への協力を行っています。

みつけたむぎのでは、一人ひとりが興味のあることを深め、みつける『取材活動』と、夏のキャンドルナイトや作品展覧会などの『イベント開催』を行っています。田麦野で過ごす時間や住民との交流の中で、自分とは何か、何をしたいのかを見つめてきた多くの学生が地域から旅立っていきました。卒業後も、活動の目標である「離れていても想いあえる関係」は変わることはなく、大切なつながりとなっています。

​●コラボ① 地域案内看板の作成【田麦野地域づくり委員会】

地域の入り口に案内看板を作成しました。マップのデザインをみつけたむぎのの学生が担当。また、「カジャシキ」「メクラゴ」など、地名の俗称を記した標柱を作成し、地域内各所に設置しました。この俗称はマップにも記載されています。

初代 田麦野看板

​初期の案内看板

俗称標柱

​俗称の標柱

リニューアル後の看板

​2021年に看板をリニューアル

​●コラボ② 見てあるきマップの作成【田麦野地域づくり委員会】

たむぎのMAP

訪れた方が地域を見て歩けるように、地域のスポットや施設を記載したマップを作成しました。優しい雰囲気のこのマップは、施設の利用者や学生に親しまれています。
高原の里交流施設ぽんぽこの玄関に置かれているほか、ホームページ内 「お散歩MAP」でも公開しています。散策にご活用ください。

​●コラボ③ 絵本「べんべこ太郎」発刊【田麦野地域づくり委員会】

田麦野地域には、「べんべこ太郎」という名前の犬が化け狸を退治するという話が伝わっており、その昔話の絵本を製作しました。また、制作された絵を使用し朗読会も行われました。

べんべこ太郎表紙
べんべこ太郎

​自然体験講座​ 【高原の里交流施設ぽんぽこ】

平成19年度から、田麦野の自然を体験する「ぽんぽこ塾」を開催しています。毎年40名の塾生を募集し、年8回ほどの講座を開催しています。棚田での田植え・稲刈り体験、炭焼き体験、干し柿づくり、菜園体験などの地域の伝統的な仕事や、そば打ち体験、スノートレッキングなど季節を堪能する講座が開講されています。
※塾生募集は年度初めに市報てんどう等でお知らせしています。

ぽんぽこ塾 稲刈り
ぽんぽこ塾 そば打ち体験
ぽんぽこ塾 門松づくり
ぽんぽこ塾 干し柿づくり
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